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左前・右前のチャイナ(2003/09/12 更新)
 伝統的チャイナドレスの場合、前身ごろの打ち合わせは着物と同じで「右前」になります。このことは別のところでも書きました。しかし街では「左前」のチャイナドレスもよく見かけます。デパート等で洋服と一緒に売られてるチャイナドレス(*1)に「左前」が多いようです。なぜでしょう。
*1:チャイナドレスの要素を取り入れた服。所謂「チャイナ服」、単に「チャイナ」と呼ばれているもの全て。
 一番の理由は「左前のチャイナドレス」のデザイナーが、洋服のデザイナーだからではないでしょうか。女性の洋服は左前です。左前の服ばかりデザインしてきた人から見れば、チャイナドレスも左前でないと都合が悪いのでしょう。「女性は左前でボタンをかけることに慣れているから、チャイナドレスも左前」という論もありますが、背中ファスナーのワンピースなのに打ち合わせ(*2)を左前にしているチャイナドレスもあります。そういうことで「左前のチャイナドレス」は、洋服デザイナーの好みと思われます。
*2:この場合の打ち合わせは縫い合わせてあるので開かない。
 「左前のチャイナドレスは邪道だ」などと言うつもりは毛頭ありません。ウェストが細く、スリットの深いチャイナドレスそれ自体、西洋のドレスの要素を取り入れて今の形になっているのですから。頑固に「右前が正統だ」なんて言うのも変です。ただ、伝統的なチャイナドレス、つまり旗袍(チイパオ)というのは着物と同じように「右前」です、ということです。
 左前でも右前でも、洋服と同じような感覚で多くの女性たちがチャイナドレスを気軽に着られるようになることは、とっても喜ばしいことです。実際私などは銀座の街を歩くとき、目ざとくチャイナドレスを着た女性を見つけては「あ、旗袍(チャイナドレス)だ!」、「お、こっちにも!」と、はしゃいでおります。
 さぁ皆さん、もっともっとチャイナドレスを着て、着て♪